第56期中間事業報告書
(
平成16年4月1日から
平成16年9月30日まで )
● 株主の皆様へ
株主の皆様には、ますますご清祥のこととお慶び申しあげます。
平成16年4月1日から平成16年9月30日までの、当社第56期中間事業報告書を お届けするにあたり、ご挨拶申しあげます。
当中間期におけるわが国経済を顧みますと、前半はアテネ五輪を控え、薄型テ レビ、DVDなどのデジタル家電の需要が旺盛となり、加えて今夏は異常気象ともい える猛暑に見舞われ、空調機器の需要が急増するなど、内需主導の回復が見込ま れましたが、後半は在庫増やアテネ五輪後のデジタル景気の先行きに腰折れ感を 懸念する状況が一部に出ており、不透明感は払拭できませんでした。
一方世界情勢も米国経済は、ハイテク企業が景気の牽引役となり、内需と設備 投資に支えられ、雇用が本格的に回復軌道に乗ってきましたが、減税効果が出尽 くすとともに、消費の鈍化や企業の景況感も頭打ちが見え始め、急回復してきた と思われた米国景気も減速するとの見方が強まってきております。欧州経済は、 成長軌道を取り戻しつつありましたが、依然外需主導で、個人消費など内需の復 調は不十分で、米国経済の変動に引っ張られるかのように不透明感が残っていま した。アジア経済は、概ね堅調に推移しておりましたが、中国におきましては鉄 鋼やセメントなどの一部の業種の過剰投資に減速感が出始め、金融引締めの措置 も加わり、景気の過熱感に落ち着きが見られるようになりました。為替市場にお きましては、米国ドルに対しては円高に、ユーロに対しては円安に、それぞれ推 移しておりました。
このような環境下、当社の所属する機械工具業界は、大手主要取引先が生き残 りをかけて打出した購買革新の波に曝され、急速な対応を迫られることとなりま した。これにより従来から続いているコストダウン要求に対応するだけでなく、 購買革新という経営方針の方向転換にいかに追従するかが評価されるニューウエ ーブの時代に突入したわけであり、ただ単に提案営業だけを旗印とした経営だけ では通用しなくなりました。
当社は、このような大手主要取引先の革新方針に追従するため、独自の利益構 造改革運動の方針を定め、全社で取組むとともに、お客様の業務代行ができるよ う、スキルを磨き、競争相手との差別化を進め、環境負荷軽減にも積極的に対処 してまいりました。
以上の結果、当中間期の売上高は前年同期比15. 0%増の126億72百万円を、営業 利益は前年同期比7. 3%増の8億84百万円を、経常利益は前年同期比7. 7%増の9 億44百万円を、中間純利益は前年同期比9. 6%増の5億51百万円をそれぞれ計上す ることができ、増収増益となりました。
なお、当中間期における取扱商品の部門別実績は、次のとおりであります。
前 中 間 期 当 中 間 期
(
平成15年4月1日から 平成15年9月30日まで) (
平成16年4月1日から 平成16年9月30日まで)
増 減
売 上 高 構成比 売 上 高 構成比 金 額 増減率
百万円 % 百万円 % 百万円 %
制 御 機 器 5, 535 50. 3 6, 650 52. 5 1, 114 20. 1 F A 機 器 3, 880 35. 2 4, 225 33. 3 344 8. 9 産 業 機 器 1, 599 14. 5 1, 796 14. 2 197 12. 3 合 計 11, 016 100. 0 12, 672 100. 0 1, 655 15. 0
( 注) 当中間期より「FA機器」及び「産業機器」に含まれておりました一部品目を「F A機器」から「産業機器」へ467百万円、「産業機器」から「制御機器」へ86百万円 含めて表示しております。
また、「制御機器」に含めておりました一部品目を「FA機器」へ21百万円、「産業 機器」へ43百万円それぞれ含めて表示しております。なお、前中間期も同様に組み 替えております。
各部門の概要は次のとおりであります。
〔制御機器〕
当部門は、空・油圧、電子・計測の各機器等で構成されており、半導体製造装 置、デジタル機器、車載部品の各メーカーが好調であったことを受けて実績を伸 ばすことができ、売上高は前年同期比20. 1%増の66億50百万円となりました。
〔FA機器〕
当部門は、実装システムを含むロボット、自動化機器等で構成されており、デ ジタル機器、家電、車載部品の各メーカーの製造国内回帰に伴う需要が旺盛であ り、部門全体では売上高は前年同期比8. 9%増の42億25百万円となりました。
〔産業機器〕
当部門は、搬送、電・空動工具機器及び導電素材等で構成されており、組立生 産 の 現 場 の 省 力 化 や セ ル 生 産 な ど に 旺 盛 な 需 要 が あ り 、 売 上 高 は 前 年 同 期 比 12. 3%増の17億96百万円となりました。
当下半期の見通しにつきましては、アテネ五輪終了後のI T産業、デジタル機器 などの景気にやや厳しさが見込まれるとの見方が市場に出始めているほか、米国 大統領選の結果や、世界的な原油高などにより、先行き不透明感を払拭できない 状況となっております。
このような状況下、当社はお客様の購買革新に確実に追随できるよう、利益構 造改革運動を強化実行し、お客様のニーズを満足させ、存在価値のある商社とし て経営及び営業を推進していくことにしております。
株主の皆様におかれましては、今後ともなお一 層 の ご 理 解 と ご 支 援 を 賜 り ま す ようお願い申しあげます。
● 業績および財産状況の推移
(中間期比較)● 中間貸借対照表
(平成16年9月30日現在)( 単位:千円)
資 産 の 部 負 債 の 部
科 目 金 額 科 目 金 額 流 動 負 債
支 払 手 形
買 掛 金
未 払 金
未 払 事 業 所 税 未 払 消 費 税 等
未 払 費 用
未 払 法 人 税 等
前 受 金
預 り 金
賞 与 引 当 金 そ の 他 の 流 動 負 債 固 定 負 債
長 期 預 り 金 退職給付引当金 役員退職引当金
6, 795, 139 2, 973, 394 3, 226, 989 16, 306 662 12, 193 34, 179 388, 492 3, 167 13, 803 125, 000 950 253, 793 4, 000 196, 693 53, 100 負 債 合 計 7, 048, 933
資 本 の 部
資 本 金 資 本 剰 余 金
資 本 準 備 金 利 益 剰 余 金
利 益 準 備 金 任 意 積 立 金 買換資産特別勘定積立金 別 途 積 立 金 中間未処分利益 株式等評価差額金 自 己 株 式
1, 148, 000 1, 091, 862 1, 091, 862 8, 058, 607 287, 000 6, 487, 376 20, 376 6, 467, 000 1, 284, 230 89, 343
△ 89, 324 流 動 資 産
現 金 預 金 受 取 手 形
売 掛 金
商 品
前 払 費 用 繰 延 税 金 資 産 そ の 他 の 流 動 資 産 貸 倒 引 当 金 固 定 資 産
有 形 固 定 資 産
建 物
構 築 物
器 具 備 品
土 地
無 形 固 定 資 産 ソ フ ト ウ ェ ア 電 話 加 入 権
権 利 金
投資その他の資産 投 資 有 価 証 券
出 資 金
破 産 ・ 更 生 債 権 等 長 期 前 払 費 用 繰 延 税 金 資 産 差 入 敷 金 ・ 保 証 金 その他の投資等 貸 倒 引 当 金
15, 041, 910 5, 505, 094 2, 490, 287 6, 760, 309 193, 281 25, 576 93, 295 13, 992
△ 39, 926 2, 305, 512 1, 656, 942 249, 750 1, 521 3, 522 1, 402, 147 12, 546 179 10, 866 1, 500 636, 024 357, 014 20 4, 013 400 27, 621 250, 025 418
△ 3, 488 資 本 合 計 10, 298, 489 資 産 合 計 17, 347, 422 負 債 及 び 資 本 合 計 17, 347, 422 ( 注) 1. 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。
2. 有形固定資産の減価償却累計額 287, 768千円
3. 中間貸借対照表に計上した固定資産のほか、電子計算機及びその周辺機器と車輌につ いては、リース契約により使用しております。
4. 担保に供している資産 投資有価証券 131, 900千円 5. 発行済株式総数 普通株式 5, 300, 000株
6. 自己株式の数 152, 000株
● 中間損益計算書
(平成16年4月1日から平成16年9月30日まで)( 単位:千円)
区分 科 目 金 額
営 業 収 益
売 上 高 12, 672, 196
営 業 費 用
売 上 原 価 10, 832, 777
( 売 上 総 利 益) ( 1, 839, 418)
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 954, 652
営業損益の部
営 業 利 益 884, 766
営 業 外 収 益
受 取 利 息 ・ 配 当 金 2, 979
仕 入 割 引 54, 633
雑 収 入 6, 834 64, 448
営 業 外 費 用
営業外損益の部
雑 損 失 4, 792 4, 792
経常損益の部
経 常 利 益 944, 423
特 別 利 益
貸 倒 引 当 金 戻 入 益 1, 936 1, 936
特 別 損 失
固 定 資 産 廃 棄 損 7
特別損益の部
投資有価証券評価損 2, 069 2, 077
税 引 前 中 間 純 利 益 944, 282
法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税 380, 800
法 人 税 等 調 整 額 12, 176
中 間 純 利 益 551, 305
前 期 繰 越 利 益 732, 924
中 間 未 処 分 利 益 1, 284, 230
( 注) 1. 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。 2. 1株当たり中間純利益 107円09銭
中間財務諸表作成の基本となる重要な事項 1.たな卸資産の評価基準及び評価方法
商 品 … … 移動平均法による原価法によっております。 2.有価証券の評価基準及び評価方法
その他有価証券
時 価 の あ る も の … 中間決算末日の市場価 格等に基づく時価法(評価差額は全 部資本直入法により処理し、 売却原価は移動平均法により 算定)によっております。
時 価 の な い も の … 移動平均法による原価法によっております。 3.固定資産の減価償却の方法
有形固定資産
建 物 … … … 定率法(簿価の58. 3%)及び定額法(簿価の41. 7%) その他 … … … 定率法
無形固定資産 … … … … 定額法によっております。なお、自社利用のソフトウェア については、社内における利 用可能期間(5年)に基づく 定額法によっております。
4.引当金の計上基準 ( 1) 貸倒引当金
一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等の特定の債権については個 別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
( 2) 賞与引当金
従業員賞与の支給に備えるため、支給見込額基準により計上しております。 ( 3) 退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務の見込額に基 づき、当中間期末において発生していると認められる額を計上しております。 ( 4) 役員退職引当金
役員の退職慰労金の支給に充てるため、内規に基づく中間期末要支給額を計上して おります。なお、平成16年6月に役員退職慰労金制度を廃止しており、役員退職引 当金残高は従前の制度による在任役員に対する支給予定額であります。
5.リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース 取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。 6.その他中間財務諸表作成のための基本となる重要な事項
消費税等の会計処理 … … 税抜方式によっております。
● 会社の概況
(平成16年9月30日現在)社 名 株式会社 鳥羽洋行 設 立 昭和24年12月14日 資 本 金 11億4, 800万円
従 業 員 数 191名(男子148名、女子43名)
主要な事業内容 ① 制御機器、産業用ロボット、計測計装機器、コン ピューター、電子機器、搬送機器、建設・管工機器、 ファスナー、環境整備機器、機械工具、工作機械等 の販売および輸出入。
② 機械工具器具とその部品類の販売および輸出入。 本 社 東京都文京区水道二丁目8番6号
主 要 な 事 業 所 (名称・所在地)
営 業 部 営業所名および出張所名 グループ名
第一ブロック
川 越( 埼玉県) 熊 谷( 埼玉県) 前 橋( 群馬県) 宇 都 宮( 栃木県) 仙 台( 宮城県)
東京第一( 東京都) 東京第二( 東京都) 千 葉( 千葉県) 茨 城( 茨城県)
第二ブロック
東 京 南( 東京都) 厚 木( 神奈川県) 八 王 子( 東京都) 松 本( 長野県)
静 岡( 静岡県) 甲 府( 山梨県) 沼 津( 静岡県)
第三ブロック
名 古 屋( 愛知県) 滋 賀( 滋賀県) 大 阪( 大阪府) 大阪東部( 大阪府)
兵 庫( 兵庫県) 広 島( 広島県) 福 岡( 福岡県)
営業本部
海外事業( 東京都)
● 取締役および監査役
(平成16年9月30日現在)会社における地位 氏 名 主 要 担 当
※ 取 締 役 社 長
宇留賀 高 明
常 務 取 締 役
三 浦 直 行
営 業 本 部 長取 締 役
藤 原 茂 夫
第二ブロック営業部長取 締 役
鶴 川 健
第一ブロック営業部長取 締 役
遠 藤 稔
第三ブロック営業部長常 勤 監 査 役
尾日向 宏
監 査 役
大 坂 英 雄
監 査 役
上 田 正
( 注) 1.※ 印は代表取締役であります。
2.監査役大 坂 英 雄 及 び 上 田 正 は 株 式 会 社 の 監 査 等 に 関 す る 商 法 の 特 例 に 関 す る 法 律第18条第1項に定める社外監査役であります。
● 株主メモ
決 算 期 3月31日 定 時 株 主 総 会 6月 基 準 日 3月31日
その他必要があるときは、あらかじめ公告いたします。 配 当 金 受 領
株 主 確 定 日
3月31日 中間配当を行う場合は、9月30日 名義書換代理人 〒105- 0014 東京都港区芝三丁目33番1号
中央三井信託銀行株式会社
同 事 務 取 扱 所 〒168- 0063 東京都杉並区和泉二丁目8番4号 中央三井信託銀行株式会社 証券代行部 証券代行事務センター
電話 03(3323)7111(大代表) 同 取 次 所 中央三井信託銀行株式会社 全 国 各 支 店
日 本 証 券 代 行 株 式 会 社 本支店・全国各支店 1単元の株式数 100株
公 告 掲 載 新 聞 日本経済新聞
(お知らせ)
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